3	なお実際、総当たりで入力すれば1文字単語には重要なものがかなり多い(【接頭語(中級編)(4)】>2-83)。ノーヒントであれだけの効果をプレイヤーの知識にできるのだから、自分で情報を探りなおかつ本気でプレイヤースキルを上げるなら、試行しない手はないだろう。
2	もう1つ重要なのが、1文字単語である点。2文字以上の場合は「文字の組み合わせ」なので無数の候補からノーヒントで探し出すのが困難だが、1文字なら入力画面の文字盤の数しかないので、「キ以外の文字も試しに乗っけたらどうなるかな?」とアタリを付けられる。サーレントの章もプレイしている場合、エレミアの館で『〜やさしい言霊入門〜思い付いた言葉を入力。そして実行。気に入ったらキープして、少しひねってみよう。』というアドバイスどおりなのである。
1	リザの章での汚染都市ゴモラにいるネズミの鳴き声をリザが翻訳した一言。まあ言葉の通りではあるのだが、よく見ると「キ」がカタカナ。言霊テクニックを教えてくれるアドバイスを兼ねている。カーラの「キヴプラート」だの、クルガンの「キビラエス」だのといったキで始まる言霊があったことを思い出して使いみちに気がついたら正解。だが重要なのは、これを実演ではなく台詞の文字列で気づかせてくれることだろう。つまりヒントがそこかしこにあるのだから発想を広げよというワンステップ上のアドバイスにもなっている。